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古田敦也「トライアスロンへの道」 第16回

古田敦也「トライアスロンへの道」 第16回

第16回|フォームを変えれば、泳ぎは劇的に楽になる

第16回|フォームを変えれば、泳ぎは劇的に楽になる

古田さんが訪れたのは、効率的に泳ぐ方法を教えてくれる「トータル・イマージョン・スイミング」の「TIスイムサロン船堀」だ

 週に1〜2回ほどプールに行き、休みながらではあるけれど1000m程度泳いでいるという古田敦也さんだが、水泳への苦手意識はまだ消えていない。どうしてもお尻が沈んでしまうのだ。
 かねてからこの同時進行ルポで触れてきたように、古田さんが参加するチャリティJustGivingで、彼は「ホノルルトライアスロンでの完走」という目標に掲げている。最初の種目である水泳で挫折するわけにはいかない。ネットを通して広く賛同者を募ってゆくチャリティだからこそ、自分に課すハードルは高くなければ……というのが古田さんの考えだ。
 そこで、スイミングフォームの改善に取り組むことになった。古田さんが訪れたのは、効率的に泳ぐ方法を教えてくれる「トータル・イマージョン・スイミング」の「TIスイムサロン船堀」だ。

 ここの特徴はユニークな設備。「個人用エンドレスプール」は、前部から出る水流に逆らって泳げる小型のプールで、まるで水泳用のトレッドミル(ジムなどに置いてある電動式のランニングマシン)のよう。距離に関係なく泳ぎ続けることもできる。さらに、前後上下に設置された4台のカメラでフォームを撮影し、その場ですぐにビデオを見られる。ビデオを見ながら修正を繰り返すことで、効率よく正しい泳ぎ方を学べるというわけだ。実際、野球やゴルフをはじめ、ほとんどのスポーツでビデオカメラを活用したレッスンが行われているが、水泳に関しては水中で移動しながらの撮影が難しいため、あまり一般的ではなかった。この設備は日本で初めて導入されたものだという。

 やや緊張した面持ちで「スイムクリニック問診票」に泳ぐ頻度や距離などを記入する。
 水着に着替え、シャワーを浴びて、レッスン開始。
 今日、古田さんを指導してくれるのは、トータル・イマージョンのマスター・コーチである高橋嘉仁さんだ。

 最初に、古田さんの普段の泳ぎをチェックする。
 一般のプールと異なる環境で泳ぎにくいせいか、ややぎこちない動きで泳ぎはじめる。
 いったん泳ぐのを止めて、プール前面に設置された大型モニターでビデオをチェックする。

ラインナップ