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飲食店の救世主は「モクテル」だ!

日本コカ・コーラとぐるなび協業による ”ビバレージマネジメント”プログラム

編集長ニホンヤナギの熱狂探訪(55)

~仕事が楽しければ、人生も愉しい!~

「若者のお酒離れが進み、飲食ビジネスが成り立たない」と嘆く飲食店経営者に朗報!日本コカ・コーラとぐるなびが飲食店の活性化に向けて、ミックスドリンクの導入を提案し店舗成長を支援する"ビバレージマネジメント"プログラムの本格始動を開始。その戦略発表会兼ミックスドリンク試飲会に行ってきました。

ビバレージマネジメントとは簡単に言うと、ドリンクメニューの品ぞろえや組み合わせ、売値・原価設定などを最適化して利益を創出すること。海外の飲食ビジネスでは主流となっている考え方です。

最初に行われた飲食チャネル活性化戦略発表会では、日本コカ・コーラとぐるなびがこのプログラムを提供するに至った経緯や取り組みの概要について説明がありました。

イアン・ハフさん(日本コカ・コーラ株式会社 コマーシャルリーダーシップ 料飲ショッパーマーケティング グループマネジャー)

そもそも、本当に若者のお酒離れが進んでいるのでしょうか?お酒に関するぐるなび会員へのアンケート結果の一部がこちら。

20代、30代の70%以上の人がお酒が好きと回答しています。あれ?意外と多い・・・。しかし一方で、お酒のバリエーションが少ないことに不満を持っています。

そして若者ほど低アルコールのお酒へのニーズがある。また、ノンアルコールドリンクの豊富さが飲食店を決める際の重要なファクターとなっています。

以上より若者の傾向として

・お酒が嫌いなわけではない。むしろ好きな人が多数派。

・低アルコールのお酒やノンアルコールドリンクの需要が高い。

・飲食店のドリンクメニューのバリエーションの少なさに不満を感じている。

ということがわかります。

つまり、若者のお酒離れが進んでいるのではなくて、昔に比べて多様化している若者のニーズに飲食店側が対応しきれていない、ということ。なるほど!まさにその通りだと、思わず頷いてしまいました。


しかし、「ドリンクの種類なんて限られているし、どうやってメニューのバリエーションを増やせばいいの?」と思う経営者の方々もいるはず。
そんな現状を踏まえ日本コカ・コーラとぐるなびが提供するのが、ミックスドリンク導入によるビバレージマネジメント。


コカ・コーラ社製品を活用したミックスドリンクの提供によるドリンクメニューの改善や販促のサポートをするというものです。


「カリモーチョ」(赤ワイン×コカ・コーラ)、「クロサメ」(日本酒×コカ・コーラ)、「ジャポネール」(日本酒×カナダドライ ジンジャーエール)など、もともと取り扱っているアルコールとソフトドリンクを組み合わせたメニューを提案。ミックスすることでアルコール度数も抑えられるので、気軽に飲み比べて楽しむこともできます。


もちろん、アルコールだけではありません!


ここで重要なキーワードとなるのが、「Mocktail(モクテル)」。


モクテルとは、"疑似"を意味するMockとCocktailを組み合わせた造語で、欧州を中心に流行の兆しを見せるノンアルコールカクテルのこと。見た目はおしゃれなカクテルっぽいので、ノンアルコールですがお酒を飲んでいるような感覚も味わえると、若い女性を中心にブームになっているそう。もはやレストランやバーには欠かせないワードの一つとなっており、イギリスではモクテル専門店もオープンするほど盛り上がっているんだとか。


記者会見の後に行われたミックスドリンクの試飲会では、
「ベリー&コカ・コーラ」(コカ・コーラにベリーシロップを少々)、「オレンジ&ジンジャーエール」(ミニッツ メイド100% オレンジ×カナダドライ ジンジャーエール)、「バージンチャイニーズ ミュール」(煌 烏龍茶×カナダドライ ジンジャーエールにライチシロップを少々)
という3種類のモクテルを体験しました!



こちらは「バージンチャイニーズ ミュール」。ジンジャーエール本来のキリッとした味の中にライチシロップのまろやかな甘さが感じ、後味には烏龍茶のほのかな香りが広がります。炭酸も中和されているので、お腹も膨らみません。

お酒が飲めない人や今日はお酒を控えたいという人にはぴったり!見た目・味・名前もカクテルっぽいので、飲めないけど周りの雰囲気を壊したくないシチュエーションにも合います。既にモクテルをはじめとしたミックスドリンクを試験的に導入し、かなりの利益をあげている店舗もあるとのことです。

ちなみにインスタグラムで#mocktailと検索すると、既に約27万件の写真が出てきます(2017年11月現在)

これから日本でもモクテルの波が広がり、きっと"モクテル飲み会"なるものが流行るに違いない!と思いました。モクテルの今後の展開に目が離せません。


  • 二本柳陵介
    雑誌「ゲーテ」、ゴルフ雑誌「GREEN GORA」、会員誌「ACCORDIA」編集長。長谷部誠「心を整える。」(累計150万部)、桑田真澄「心の野球」など、書籍も担当。ツイッターとインスタグラムはyanaginihon。ゴルフに悪戦苦闘中。

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*本記事の内容は17年11月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

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