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ファミマ澤田社長のリーダーシップ

超率先垂範でコンビニの未来をつくる!
ファミリーマート代表取締役社長 澤田貴司

年間の売上3兆円強、来客数はのべ55億人。圧倒的なスケールを誇るコンビニの大手、ファミリーマートを強烈に牽引する澤田貴司社長。「超率先垂範(ちょうそっせんすいはん)」を徹底的に貫くタフな公私を追いかけた。

年間売上3兆円、全国1万8000店舗
ストアスタッフ20万人、年間来客55億人

ファミリーマート代表取締役社長
澤田貴司

左:スタンドアップ・パドル・ボードで大島~江の島を渡る。その距離60km、11時間かかった。中:熊本の加盟店を応援。スタッフ手作りのファミチキグッズで気合を入れる。右:メディアに向けて2017年のファミマのビジョンを力強く語る。スーツ姿が実に似合う。


「社長、会いたかったー!」 

8月、2016年4月の熊本地震の被害に遭った阿蘇地区の加盟店を訪れたファミリーマート社長、澤田貴司に女性スタッフが駆け寄る。傍らでは男性店長が瞳を濡らしている。

「今、まだお困りのことはありませんか?」 

澤田は店内をぐるりと見て加盟店の率直な意見を訊く。

「皆さんが少しでも働きやすくなるように、本社では急ピッチで改革を進めています。販促物はシンプル化して販売に集中できるように努めるので、今後もよろしくお願いします!」 

店長の手を固く握る澤田。この日は13店舗をまわった。店を後にする際、再び両手でひとりずつスタッフの手を握る。

どんな組織にも、従業員が気づきながらも改善が先送りされている問題点はある。澤田はそれらを放置しない。帰社すると率先して改善策を講じ、本社や現場の社員も迅速に対応する。 

張りのある声。陽に焼けて黒く光る顔。無駄な贅肉をそぎ落とした筋肉質な身体。少年のような笑顔。テンションは常時高い。この社長が60歳を迎えているとは思えない。

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Text=神舘和典 Photograph=太田隆生、坂田貴広

*本記事の内容は17年9月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)