ウェブゲーテは日経電子版とのコラボレーションサイトです

外は閉じ内側は開放感に溢れている家

光と影を味方につけた 移動するだけで旅する家
外資系投資会社 M氏邸

そして、あくまでも各部屋はシンプルに。

「この家は、自分が好きなアートやグリーンを置くことで、初めて完成する場所なんです」

コレクションしているのは中国の土器や日本画、現代アートまで幅広い。有名無名はいっさい問わず、自分自身の審美眼で選んだものばかりだ。

またユニークなのが、リビングをもうひとつ設けていることだ。地下のリビングは上階と異なり、床に木材が使われ温かみある雰囲気に。つくりつけの本棚には趣味の本やお気に入りの雑貨などが並べられ、部屋中に絵画やフィギュア、古い掛袱紗(かけふくさ)などが飾られている。

「敢えてごちゃごちゃした部屋が欲しくて。リラックスしたい時はここで過ごしています」

2階のリビングは、作品としてこの家を象徴する空間、対し地下は家族の日常を感じる場所。そんなふたつの世界を楽しんでいるそうだ。

まさに陰翳礼讃(いんえいらいさん)。
家が生み出す表情を楽しむ

Let’s SHARE:

共有

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をLinkedInに追加
閉じる

Text=牛丸由紀子 Photograph=辻谷 宏(Nacása & Partners)

*本記事の内容は17年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

NOW ON SALE GOETHE GOETHE12月号
全国書店で発売中!

RANKING

INFORMATION