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松浦が感じる音楽の魅力と不変の楽しさ

素人目線 松浦勝人の生き様
──一番根っこ、不変のもの──

平井 大は、10年以上一緒にやっているメンバーもいると言う。彼は20代半ばなんだから、子供と言ってもいい頃からやってきたことになる。仲間というよりももう家族。だから、あれだけの素晴らしいバンドになっているのだと思う。

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僕は、ずっとデジタル音楽を追求してきた。バンドや生音よりも打ち込みを追求し、音をまったく空気に触れさせないフルデジタルを追求してきた。楽器の音をマイクで拾ってはダメ。すべてMIDIでつなぐ。CDのサンプリング周波数44.1kHz、DVD Audioがマルチチャンネルで96kHz、それをどこまで超えたらどんな音になるのかという実験もした。

そしてデジタルのままスピーカーまで持っていき、そこで初めて空気を震わせて、観客の耳に音を届ける。そういうフルデジタルのライブをglobeでやってみて、アナログではありえないサウンドになった。人間の耳には聞こえない領域の音なんか、出す必要はないんだけど、身体で感じる音がまるで違う。

だから、平井 大が見せてくれたバンドの面白さは、余計に新鮮だった。僕が忘れていたアナログ、生演奏の面白さを再発見させてくれた。

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僕の音楽体験もバンドから始まっている。中学1年生でギターを始めて、中学の文化祭でバンドをやった。当時流行っていた、かぐや姫とか風、松山千春をやって、そこから洋楽に興味が移り、ビートルズ、ウイングス、ストーンズ、ディープパープル、レッドツェッペリン。小さくて、狭っ苦しい貸しスタジオで、みんなで集まって練習をするのが楽しかった。

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Text=牧野武文 Photograph=有高唯之

*本記事の内容は17年5月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

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