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荒廃地をブドウ畑に!夢のワイナリー

廃(すた)れた農地をブドウ畑に!
無謀といわれた男が造った
美術館のような夢のワイナリー
domaine tetta 高橋竜太氏

「岡山をワインの名産地に。ここがその拠点になればいい」

【ワイナリーオーナー】
domaine tetta 高橋竜太氏

醸造所の壁で光を放つのは同郷の石川康晴氏(ストライプ・インターナショナルCEO)が理事長を務める石川文化振興財団から寄託された現代アート作品。

荒れ果てた土地をイチから蘇らせる

「ここから見る眺めが大好きなんです。ワイナリーを訪れてくれた人は皆さん、この空気感に惚れ込んでくれますね」

インテリアデザイナー、片山正通氏が手がけた開放感溢(あふ)れる建物の屋上テラスから、開けた土地を望むのは高橋竜太氏。岡山県新見市の深い山間にあるワイナリー「domaine tetta(ドメーヌ テッタ)」を、イチから築き上げた。

テラスから見えるのは彼方まで続くブドウ畑。10ヘクタールの敷地に約1万本のブドウの樹が整然と植わっている。一帯はもともと、生食用ブドウの畑だった。前所有者が廃業し、いったんは荒れ果てた土地を地元で建設業を営んでいた高橋氏が買い取り、現在の眺望へと作り変えた。

「ベンチャーを立ち上げたいと模索していた時期に、この土地が放り出されていることを知りました。すぐに、ぜひ自分が責任を持って引き受けようと決意しました。地域に根ざして事業を起こせるのなら、地元への貢献にもなるし、事業の強みにもつながりますからね」 

そこで、開墾をし直して、もう一度ブドウ栽培を始めた。ただし今度は生食用ではなく、ワイン用のブドウを作ることに。岡山でワイナリーを立ち上げる、それを目標に定めたのだ。

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Text=山内宏泰 Photograph=東谷幸一

*本記事の内容は17年5月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

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