「24時間仕事バカ!」のためのメンタルメンテナンス- 連載

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「24時間仕事バカ!」のためのメンタルメンテナンス
精神科医小林一広のポジティブ・エイジングのすすめ|「24時間仕事バカ!」のためのメンタルメンテナンス

精神科医小林一広のポジティブ・エイジングのすすめ|「24時間仕事バカ!」のためのメンタルメンテナンス

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わかっているようで実は何もわかっていない自分の心の健康具合。そこで精神科の名医が、あなたのメンタルをチェック。心を整えれば、若返るのはもちろん、仕事のパフォーマンスも上がること間違いなしだ。
第1回|生活の根底部分をケアする精神科の役割 「ノム、ウツ、ネル」が中高年男性の3大疾患

 皆さんは「精神科」と聞いて何を連想されますか? 都市部ではそれほどではなくなりましたが、地方に行くとまだ「精神科=精神病院」という図式があって、「精神科にかかっている」と聞くと、「人里離れた精神病院で特別な診療を受けている」といったネガティブなイメージで捉えられがちです。しかし精神科とは、もちろん入院しなければならないほど重篤な患者さんもいますが、実は日常的な精神面のケアをする場所です。堅く構えないでほしいと思っています。
 最近では「メンタルクリニック」や「心療内科」と称する精神科も増えました。それは、こういった言葉を使ってハードルを低くしたいと願う精神科医の気持ちの表れ。私自身は「精神科は精神科」でいいと思っていますが、多くの人に身近に感じてほしいと思う気持ちは一緒。これから1年、この連載で精神科の現状をお伝えしていくつもりですが、実態を理解いただければ偏見も払拭できるはずです。ソフィスティケイトされた言葉を使うより、事実をお伝えして精神科の認知度を上げる。それが最終的には精神科のハードルを低くすることにつながると私は信じているのです。
 では、なぜ精神科の認知度がなかなか上がらないのでしょうか。ひとつには、診断の難しさがあると思います。例えば今回のテーマに挙げた悩みも、「眠れないから」とすぐにその人は病気と診断するかというと、そういうものではありません。けれど、いつもと違う状態が長く続くなら、それは変調のサインかも。「お気軽に」とはなかなか言えないですが、精神科を上手に使うことが現代人にとって有用だと考えています。
 よく「飲む、打つ、買う」などと言いますが、私がよく使うキーワードは「ノム、ウツ、ネル」。つまり、アルコール依存症の飲む、鬱病のうつ、寝るという睡眠障害が現代の中高年男性のメンタルケアにおいて重要な柱になっているのです。眠れない悩みを放っておくと、生活に支障をきたすことになる可能性もあります。日常の根底に関わる部分をケアするのが精神科。生活するうえで何か困っていることがあるなら、受診を考えてみてはいかがでしょう。

小林一広氏
Kazuhiro Kobayashi

医療法人社団  城西クリニック院長。精神保健指定医。1962年生まれ。北里大学医学部卒業後、同大学病院でヘルスメンタルケア中心の医療に従事。身体疾患と精神面との関わりについて皮膚科、形成外科、婦人科の各専門医と研究を重ね、城西クリニックを開院。精神科医として心身両面からの頭髪治療に力を注ぐ。日本臨床精神神経薬理学会専門医、NPO法人F.M.L.理事。

月に5,000人以上が来院する
小林一広医師のクリニック詳細はこちら http://www.josaiclinic.com/

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