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クルマが楽しければ仕事と人生はもっと愉しい クルマで遊ぶ!クルマでひらめく! Vol.01

クルマが楽しければ仕事と人生はもっと愉しい クルマで遊ぶ!クルマでひらめく! Vol.01

元プロ野球選手・よしもと社員 石井一久 ロールス・ロイス ゴースト

石井一久さん ロールス・ロイス ゴースト

プロ入りする時、免許がないのにクルマを買っちゃいました

 「僕、嫌味に思われると困るけど、右ハンドルのクルマに乗ったことないんです。怖くて運転できません」
 持ち前のゆるい雰囲気で話す石井一久さん。現在の愛車はロールス・ロイス ゴーストだ。
 「だいたい1年ごとに買い替えてますね。2台持っていて同時に替える感じ。乗りたいな、と思ったクルマを買います。今までに相当乗りました。要はいろいろ試してみることが好きなんでしょうね。最近ツイッターでつぶやき始めたのもそう(笑)」
 高卒でプロ入りした時に初めて買ったクルマは、なんとメルセデス・ベンツのSLだった。
 「契約金で買いました。免許もまだ取ってなかったのに。しかも当時のヤクルトは国産車しかダメだったんです。球団の人に『まさか左ハンドルじゃないだろうな』って言われちゃって……」
 プロ野球人生とともにクルマを楽しむ人生が始まった。
 「でも、そんなに年中乗ってるわけじゃない。2台のうちどっちに乗るかもバッテリーがあがってないほう、みたいな(笑)」
 愛するクルマに対する姿勢もなんともゆるい。そんな石井さんにとってクルマとは?
 「う〜ん。単純に好きなもの。趣味って、そんなものじゃないですか(笑)」

死ぬまでに乗りたいクルマ

「もうかなりいろんなクルマに乗っちゃったからな……。だから絶対乗りたいクルマはないですね。強いて言えば、原付ですかね(笑)」。Tシャツに短パン姿で原付に乗って街を走る石井さんの姿、なんだか想像できそう。

Kazuhisa Ishii

1973年、千葉県生まれ。元プロ野球投手。日米で活躍し、22年間で通算182勝を挙げる。昨年引退。現在はよしもとクリエイティブ・エージェンシー社員兼野球解説者。

『ゆるキャラのすすめ。』 ¥1,300 幻冬舎

「常に全力投球なんてできないですよ〜」。ゆるキャラ、石井さんの無理をしない生き方とは──。意外なこだわり、周囲の人への想いなどを独特なテンションで綴った1冊。

『ゆるキャラのすすめ。』
ホイールも白に替えるというこだわり

基本、クルマは白という石井さん。ホイールも白に替えるというこだわり。

エア周りなども変更するのが石井流

エア周りなども変更するのが石井流。「元のままでは乗りませんね」

建築家 谷尻 誠 ボルボV70

谷尻 誠さん ボルボV70

撮影協力:ザ ハウス ハーバー リゾート広島

クルマは「何を買うか」より「誰から買うか」

 建築家の谷尻誠さんは、お客さんとの打ち合わせで次のように切りだすことがある。
 「クルマってすごいですよね。今あるクルマに十数万円足せばソファつきの部屋が手に入ってしまう。何台かつなげて屋根を載せて、ガラスで囲えば家が完成。その中のひと部屋で出かけることもできます」
 面白い!とノッてくる人も、サッと引く人も。だが反応を見れば、大胆な提案が可能か、慎重にいくべきかわかるという。
 ところで、谷尻さんはボルボV70ばかりを3台乗り続けている。思い入れが強いのかと思いきや、「毎回現物も見ずに決めてます」とあっさり。クルマは好きで、仕事にも趣味にも必要だが、実際は信頼するクルマ屋の友人が勧めるまま購入している。
 「何を買うかと同じくらい、僕にとっては誰から買うかが大事です。客が出す条件を満たし、プラスアルファの価値を盛りこんでくれるのがプロ。“センスがあって荷物が積めてちゃんと走るやつ”と条件を彼に出したら、すべてを満たしたうえに、おまけに快適なボルボを見立ててくれた。僕もそんな建築家でありたいと思います」
 今、気になるのは同郷マツダのクルマ。早くも、次のお見立てモデルが待ち遠しいようだ。

死ぬまでに乗りたいクルマ ミニ・クーパー ポルシェ911 ハイエース

ミニ・クーパーは形が好き。911は触れた時に感じるモノのよさに惹(ひ)かれる。ハイエースはいつか住空間として建築に活用してみたいクルマ。

Makoto Tanijiri

1974年、広島県生まれ。建築設計事務所Suppose design office代表。住宅やインテリアのほか、国内外で80を超すプロジェクトを手がける気鋭の建築家。

手袋をしたままでも操作可能なスイッチがお気に入り

寒い国のクルマらしい、手袋をしたままでも操作可能なスイッチがお気に入り。

現行型V70は積載量抜群で荷物が多い建築家という仕事には最適とのこと

現行型V70は積載量抜群で荷物が多い建築家という仕事には最適とのこと。

カメラマン 前田 晃 デロリアンDMC-12

デロリアンDMC-12 前田 晃さん

自分の美意識をくすぐってくれる、意外に遅い(!?)人気の被写体

 デロリアンといえばやはり映画で見て以来、思い入れが……なんて話になるかという想像は見事に裏切られた。
 「もともと、古いポルシェ911を探していたんですが、なかなかよいものが出てこなくて。そうしたらクルマ屋さんが『コレがあるよ』って」
 そう言う前田晃さんのクルマ選びは美しさと動力性能がカギ。乗るのはほぼ走ること自体が目的で、思い立って静岡まで行き、焼きそばだけ食べて帰ってくるなんてこともあるという。
 「でもデロリアン、こんなにってぐらい遅いんですよ! 実用性もないですしね」
 仕事用にはレンジローバーがあり、人も荷物も載るから実用性としてはそれ1台でも十分。けれど、やはりそれだけでは面白くないと言う。
 「最近は撮影に使いたいというオファーも結構ありますね。自分でも撮影中『ここにデロリアンを入れたいな』とひらめくこともあります。乗って楽しいわけでもないんですが、まだ直すところもあるし、まあ、ゆっくり付き合っていこうかな(笑)」
 ふとしたことからやってきたデロリアン。遅い、楽しくないとこぼしてはいるが、どうやらその感性に、目下じわじわと影響を及ぼしつつあるようだ。

死ぬまでに乗りたいクルマ ランボルギー二 カウンタック フォードGT ジャガー Eタイプ

近頃は古いクルマに目が向いているという前田さん。他にアルピーヌA110、ビッグヒーレーといった車名も。

Akira Maeda

1973年、愛知県生まれ。ファッション、CDジャケット、雑誌などで活躍中。ゲーテのファッション関連ページでもおなじみ。

ステンレスむき出しのボディ表面も美しい

魅力はやはりスタイリング。ステンレスむき出しのボディ表面も美しい。

新車当時からの説明書など付属品はすべて完備

新車当時からの説明書など付属品はすべて完備。これは非常に稀少だ。

車体後部に収まるエンジン

車体後部に収まるエンジンの最高出力は130hp。確かに速くはなさそう。

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