ゲーテ リビング

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仕事を極めた者たちの究極空間! 人生を謳歌(おうか)する家 NIPPON Vol.01

仕事を極めた者たちの究極空間! 人生を謳歌(おうか)する家 NIPPON Vol.01

グラマラス代表取締役 デザイナー 森田恭通の美意識とセンスが無限に広がる家
所在地:東京都港区白金 敷地面積:396平方メートル 延床面積:627平方メートル 内装設計:森田恭通 構造:2×4
森田氏の宝物が所狭しと並ぶアトリエ

森田氏の宝物が所狭しと並ぶアトリエ。腕に抱いているのは、森田氏以上に(!?)この部屋が好きなメインクーン種の愛猫シルキー。

 「住宅のデザインと商業施設のデザインは根本的に違います。僕はその両方を手がけていますが、商業デザインはプロジェクトがうまく行くためのサポート的なデザインが求められ、一方で住宅のデザインは住む人が24時間いつでもリラックスできて、時には気分があがるようなものを作らなければいけない。だからデザインのやり方がまったく違うんですね。それが自分の家となると、また余計に難しいんです」
 と語る、グラマラス代表取締役でデザイナーの森田恭通氏。
 「僕の家は“好きなものに囲まれて住んでいる家”といった感じでしょうか」
 住人は森田夫妻と6匹の猫たち。家具は森田氏のデザイン、また既存の家具に手を加えたもの、さらにアートといえる作品などさまざまだ。そして森田邸のシンボリックなスペースと言えるのが、半地下にずらりと森田コレクションが並んだ60平方メートル以上のアトリエである。
 「ここは僕がデザインする時や、アイデアを高める時、家の中で最も長い時間を過ごす場所。一見雑然と見えると思いますが、何がどこにあるか僕にはすべてわかっています。例えば『ヌメロ』や『ヴィジョネア』は創刊号から揃っていて、こことここに置いてあるとか。探すものは、迷わず見つかるんです」
 雑誌マニアの森田氏らしく、所狭しとさまざまな本が並ぶ。
 「表紙がデザインになっている本が多いので、普通の本棚みたいに背表紙が見えればいいわけじゃない。だから開口部が広い棚が必要だったんです。ここにはデザイン関係というより、僕が好きなアート系、写真集、それとヌードが多いですね(笑)」
 このアトリエを訪れれば、森田氏の好みが一目瞭然というわけだ。そしてお気に入りの場所は? とうかがうと。
 「読む本によって座る場所が変わるんですよ。それとアート作品の入れ替えはかなり頻繁。好きなアートを見つけると、それを基準に取り替えますから」

Yasumichi Morita

1967年、大阪府生まれ。2001年の香港プロジェクトを皮切りに、ニューヨーク、ロンドン、上海など世界に活躍の場を広げ、インテリアに限らず、グラフィックやプロダクトといった幅広い創作活動を行う。2011年にはプロダクトデザイン会社「Code」を設立。

2階のリビングルーム

2階のリビングルーム。壁一面に額装されたエルメスのスカーフ。テーブルは森田氏の作品トラベルトランク。

友人とたこ焼きパーティーも開くテラス

友人とたこ焼きパーティーも開くテラス。シャンデリアは森田オリジナル。

ゲスト用ダイニング

ゲスト用ダイニング。棚には「僕の変なものと奥さんの真っ当な持ち物を」

ラインナップ