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【闘う建築家の超仕事術 安藤忠雄 Vol.02】SPECIAL TALK1 自分だけの“武器”とは何か|秋元 康 作詞家×安藤忠雄

【闘う建築家の超仕事術 安藤忠雄 Vol.02】SPECIAL TALK1 自分だけの“武器”とは何か|秋元 康 作詞家×安藤忠雄

「今日はうかがいたいことがたくさんあるんです」との秋元さんの一言から始まったこの対談。建築家、作詞家として圧倒的な作品数を誇り、また、本流を歩いてこなかったふたりだからこそ感じ合える強みとは――。
安藤忠雄(以下・安藤) 秋元さんとは、U2のボノと3人でご飯を食べに行きましたね。

秋元康(以下・秋元) はい。ボノにスピーチの日本語訳を頼まれたんです。その打ち合わせに行ったステーキ屋さんで安藤さんともお会いして……。

安藤 秋元さん、なんかボノといろいろ話していましたね、上手な英語で。私は英語がよくわからない。でもボノは喜んでいて、あの後、秋元さんにまた会いたいと言ってました。

秋元 安藤さんとボノがすごいのは、お互いの言葉がわからなくても、楽しそうに会話をしていることです。

安藤 感覚だけでね。向こうが「食事に行こう!」って言うから、こっちも「行こう!」と。それくらいは何となくわかるからね。でも私は、それ以上の英語はわからない。ボノは日本語がわからない。だけど、何となくずっと会話している。それで、「また会おう!」って言って別れるんです。

秋元 同席していると、びっくりしますよ。すごい。ああいうのを波長と言うんでしょうね。安藤さんがビビビビ!と何かを発して、ボノもビビビビ!と返して、それがどこかで同調して、お互いが何かを伝え合っているんですね。

安藤 通じているのかなあ。でも、まあ、問題は起こりませんよ。ジョルジオ・アルマーニとも何度か食事をご一緒しましたが、彼はイタリア語だから、英語よりももっとわからない。でも、何ら不都合はありません。関係者が「通訳を同席させますか?」とか、気を遣ってくれるけれど、僕は「ええよええよ、大丈夫」と。ボノともアルマーニともお互い共感するところが多く、目指すべきものを共有しているから、言葉の理解を超えて通じ合うものがあるのです。

秋元 ボノの家は、安藤さんが設計されているんですよね。
安藤忠雄氏/秋元康氏

多忙を極める秋元さんと安藤さん。今回、奇跡的に時間が調整でき、この対談が実現。語れば語るほど、ふたりには共通点があった。

Yasushi Akimoto

作詞家。テレビ、映画、CM、ゲームなど多岐にわたって活躍。AKB48総合プロデューサーとしても多忙を極める。2011年オリコンランキング・シングルトップ5はすべて秋元氏作詞のAKB48の楽曲でミリオンセラー。そのうちの「フライングゲット」は第53回日本レコード大賞受賞。

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