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新たな名店誕生の予感 ビストロ新潮流

新たな名店誕生の予感 ビストロ新潮流

雰囲気はカジュアルだけど、味は本格派。アラカルトを中心とし、かつ懐にも優しい値段設定。今、そんなビストロが美食の新しい潮流となっている。名店と言われるレストランで修業した若手たちが、小さいながらも自分の理想郷として奮闘している店も多数。接待だけの毎日に疲れた男性の心を癒やす、普段使いができる気鋭のビストロをご紹介しよう。
連日盛況御礼!業界期待の若手シェフが新たなビストロを創造

Ataアタ東京/渋谷TEL:03-6809-0965

住所
東京都渋谷区猿楽町2-5 1F
営業時間
17:00〜L.O.翌2:00
休み
日曜
席数
カウンター8席、テーブル16席
アクセス
JR渋谷駅新南口より徒歩7分

 「レストランで美味しいのは当たり前。自分が始めるのなら、楽しくて使い勝手のいい店にしたかったんです」
 開口一番、ハツラツとした笑顔でこう語るのは、常にポジティブな掛川哲司シェフ。ビストロの気軽さを持ちつつも、料理のクオリティは、あくまでもレストランの矜持(きょうじ)を保つ……が、掛川シェフの意図するところ。
 木材をふんだんに用いた店内は、フランスの片田舎に佇む民家を思わせるアットホームな雰囲気。時の流れを忘れさせてくれそうなどこかのんびりとした空気が流れている。料理も同様、今時の最先端のフレンチではなく、古典をベースに独自のオリジナリティを加味した料理が持ち味だ。そこには、箱根『オー・ミラドー』、青山『ナリサワ』などで培った料理技術はもとより、素材を見る目や料理のあり方など、料理人としてしっかりとした基本姿勢がうかがえる。
 料理は、昨今の世情に反して、魚介系が中心だ。鳥取の賀露漁港から届くモサエビや三重のムール貝、北海道のカスベなど各地から取り寄せる魚介をムニエルやグリル、フリットと魚の特性や時々の状態に合わせ、さまざまなスタイルで楽しませてくれる。初めてならば、まずはスペシャリテのアイオリを。メレンゲを加えて、口当たりを軽くした特製のアイオリソースで新鮮な野菜と魚介をいただくシェフの自信作だ。ホウボウが丸ごと1匹入るブイヤベースも人気の逸品。メインはいずれもボリュームたっぷり。気軽にシェアして味わいたい。

フランスの片田舎に佇む民家を思わせるアットホームな雰囲気

Ataのアイオリ全部のせカスベのムニエル

ワイン

1.Ataのアイオリ全部のせ¥1,800。エビやヤリイカ、野菜が満載。自慢のアイオリソースをつけながらどうぞ。2.カスベのムニエル¥2,800。ブールノワゼットのソースで。3.シェフの実家のワイナリーで造ったワインも揃う。

掛川哲司氏

オーナーシェフの掛川哲司氏。34歳。昨年の12月13日に同店をオープンさせた今後期待の若手の筆頭。

ラインナップ