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とっておきの切り札になる勝負和食

とっておきの切り札になる勝負和食

大切な人と語り合いたい特別な夜がある。心と心で通じ合いたいビジネスの一席もある。そこには過剰な豪華さも、余分な贅沢も要らない。その時を豊かなものにするのは、真摯なるもてなしの極意。一客一亭の隠れ家に、清楚なカウンターに……。いい和食店には、“勝てる”理由が秘められている。 究極の隠れ家個室でビジネスに勝つ
木挽町 大野 Kobikicho Ohno TEL:03-3353-5455|四谷三丁目
住所
東京都新宿区四谷3-6
営業時間
11:30〜20:00で応相談(1日1組限定、2日前迄の要予約)
休み
不定休
席数
個室1室(2〜6名)
料金
2名での利用1人¥15,000〜、3名以上での利用1人¥10,500〜ほか
アクセス
地下鉄四谷三丁目駅4番出口より徒歩3分
木挽町 大野

1.客席は掘りごたつ式の畳座敷が、ただ1室。

真のもてなしの心を今に伝える茶懐石

 心を尽くしたもてなしのため、迎える客は1日1組のみ。無論、要予約だが仕込みの関係から受付は前々日迄で、由緒を受け継ぐ茶懐石を供する。茶懐石とは茶会の際、主催者が客に振る舞った料理が本義で、千利休の頃から連綿と続く格式としきたりが現存する。
 店主・大野友之さんは木挽町で料亭を営む家に生まれ、日本料理に対する探究心から茶懐石の世界に身を投じた。
 「先生方にご迷惑をかけない程度に」もっと身近な存在にすべく、この店を10年前に開いた。
 「私なりのやり方です」と断りながらも、料理は誠の滋味深さを実感させるに十分。向附から始まる流れも、伝統に沿っており、食後のサービスに静謐な茶室で抹茶が供される。
 「楽しんでいただければ本望」
 実直な主の人柄も、料理と同様、心に沁みる稀有な店だ。

木挽町 大野

2.1階の客室に対して茶室は2階。袴姿に着替えた大野さんにより、薄茶が振る舞われる。3.床を飾る草花でも季節を演出。4.研ぎ澄まされた美に自然と心も穏やかに。5.炉に茶釜と柄杓。静かな時間が流れる。

木挽町 大野

6.献立は季節により替わるが、自家栽培の野菜など、季節の素材を使った品が揃う。これは、この日の煮物椀で蟹身の真如。7.焼き物は鰆柚庵焼。味噌などの調味料も無論、自家製。8.本来、向附はなますだが、ここでは本鮪のたたき。ご飯、汁とともに供するのが作法。

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