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愛すべきワインバカ!│ワワインから音楽を感じ、仕事の緊張を解き放つ女|鈴木慶江|オペラ歌手

愛すべきワインバカ!│ワインから音楽を感じ、仕事の緊張を解き放つ女|鈴木慶江|オペラ歌手

鈴木慶江 L'Ordre des Coteaux de Champagne(コトー・シャンパーニュ騎士団)より、レディ騎士に叙任された時の証書とメダル。

1656年創立のL'Ordre des Coteaux de Champagne(コトー・シャンパーニュ騎士団)より、レディ騎士に叙任された時の証書とメダル。昨年はボルドー騎士にも任命。

好きな傾向

カベルネ・ソーヴィニヨンやネッビオーロ

消費量

週3〜4日、1回1本

Norie Suzuki

2002年、イタリア留学中にメジャーデビュー。初CD『Fiore』がクラシック界では異例の大ヒット。最新アルバムは『SOAVE〜ソアーヴェ』。
http://www.noriesoprano.com/

 ワインに魅せられるのは男性ばかりではない。美しきワインの虜もいる。愛すべきワインバカの男たちのなかに花一輪。それも大輪の花だ。艶と温かみのあるソプラノが響き渡るワインレストラン『シノワ 渋谷』の店内。声の主である鈴木慶江氏が手にするシャンパーニュ、ベスラ・ド・ベルフォン・ロゼの華やかな香りとエレガントな風味のイメージが、彼女にぴたり重なる。
 「音楽とワインは似ていると感じています。音楽は絵画などのように残る芸術ではありません。ワインも音楽も消えてなくなる芸術だと思うんです。それを体験した人の記憶のなかだけに残るのです」とワインへの思いを語る。
 「オペラもワインも生活や感性を豊かにしてくれ、多くのインスピレーションを与え、忘れていた何かを思い出させてくれます」

ワインは音楽を感じさせる大切な友人

 留学していたイタリアでの生活は勉強一筋。仕事を始めてからも「神様からいただいた職業、ぼんやりしている暇はない」とワインに浸ることはなかった。そんななかワインに開眼したのは、5年ほど前「貴女の声にぴったり」と勧められたシャンパーニュ、サロンからだ。「例えばクリュッグは、力強いワーグナーを歌うテノールみたいでしょ」と歌手らしいワインの形容を笑いながら教えてくれる。確かに白葡萄のみで醸されるエレガンスの極みのサロンは彼女の声にふさわしい。シャンパーニュがきっかけとなったワインライフのなかで、2007年にはシャンパーニュ騎士団からシュヴァリエの称号も受けた。

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