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外は閉じ内側は開放感に溢れている家

光と影を味方につけた 移動するだけで旅する家
外資系投資会社 M氏邸

オブジェのように壁に設えられた階段。ステップの裏は斜めに切り取られ、陽の動きとともに表情を変えていくさまが美しい。

実はニューヨークとロサンジェルスにも投資物件を所有。この家も、土地の底値感や今後の資産価値上昇を見据えた投資家としての目利きが建てるきっかけになったそうだ。そんなグローバルな視点を持つビジネスマンのM氏だが、この家をつくったもうひとつの理由は、娘さんに実家と言える場所をつくりたかったから。確固たる拠点があるからこそ、大きく羽ばたくことができるはず。今年娘さんも念願の海外留学に旅立ち、M氏の思いはかなったに違いない。

光の陰影を味方につけた空間は、静謐なリビングから親密な地下リビングまで、移動するごとにさまざまな表情を見せてくれる。建築を作品と捉え、その価値を存分に享受しながら、生活を楽しむ、そんなオーナーの審美眼が生きた家なのだ。

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Text=牛丸由紀子 Photograph=辻谷 宏(Nacása & Partners)

*本記事の内容は17年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)