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GRAZ荒井代表の職住一体の六角形の家

光と風が通り抜ける職住一体の六角形の家
グラーツ・オートモビール代表取締役 荒井 賢氏邸

六角形の空間にキッチン、ダイニング、リビングの機能が収まる。デッドスペースができてしまいそうに思えるが杞憂で、壁面の鋭角的な交わりがむしろ空間に広がりと奥行きを生み出している。

「設計案を見てすぐに『これは面白い』とは思ったものの、住み始めるまでは一抹(いちまつ)の不安もありました。『家具、ちゃんと入るのかな』などと。実際は心配無用でしたね。動線がよく考えられているし、収める家具も含めて提案いただいたので、使い心地は想像以上にいい。何より、家族がごく自然にひとつの空間に集って、憩(いこ)える家になっているのが嬉しい」

居住空間を壁で覆って内庭を配しているので、採光と風通しにも優れる。ほうぼうに置かれた植栽も生き生きとしている。

「自然をふんだんに採り入れるのは、中村さんの建築の特長ですからね。明るく生命感に溢れた場に日々身を置けるというのはありがたいこと」

湘南にも家を持つ荒井さん、そちらも建て直しを検討中だ。

「家はどうしようかとプランを考えたり、建物がだんだんできあがっていく時が何より楽しいですから(笑)」

個性的な形態の壁柱が空間を仕切り、つなげる


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Text=山内宏泰 Photograph=高島 慶(Nacása & Partners)

*本記事の内容は17年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)