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GRAZ荒井代表の職住一体の六角形の家

光と風が通り抜ける職住一体の六角形の家
グラーツ・オートモビール代表取締役 荒井 賢氏邸

バスルームは荒井氏が気に入っている場所。外光をふんだんに採り入れる構造なので、とりわけ陽のある時間帯の入浴が快適であるという。深みのある青を基調とした国産タイルを貼りめぐらせている。

光と緑をふんだんに
居住空間に取り込む

中村さんが示したのは、1階の店舗と2階の住居をともに、六角形のモチーフで統一する案。1台につきひとつの個室を割り当てた、お客様本位のショールームから発想した。区画の分かれ目には、「く」の字型の壁柱を配置してある。

住居も同様に、ところどころ「く」の字型の壁柱で分かたれた空間が、リビング・ダイニング・キッチンに当てられている。壁柱で区切られていてもつながりは確保されているので、空間全体が伸びやかな印象だ。

例えばキッチンにいるとリビングのソファは見えないが、そこで寛ぐ家族の気配は、はっきりと感じられたりもする。空間のつながりが、そこに住む人たちの一体感を生んでいるのだ。 

住居としては個性的な形態ゆえ、はじめは心配だったという。

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Text=山内宏泰 Photograph=高島 慶(Nacása & Partners)

*本記事の内容は17年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)