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山中伸弥「研究者魂 経営者脳」Study11

「研究者魂 経営者脳 ~iPS細胞実用化を目指して~」
文・山中伸弥

Study11「発信していくことの大切さ」

時間が許す限り取材を受け、寄付文化を根づかせたい

テレビや新聞等の取材をよく受けているのですが、メディアの影響力は大きいので誤解を与えないように、話す時は言葉を選び、緊張感をもって臨んでいます。

所長としての職務のうち、エネルギーの半分をiPS細胞研究に関する周知や寄付募集に費やしているわけですが、こうしてメディアの取材を受けるのには理由があります。CiRA(サイラ)にはiPS細胞研究に期待してくださっている患者さんや一般の方から日々メールやお手紙が届きます。そうした国内外から届く声に一日でも早く応えたいと、研究者たちは日夜研究に励んでいます。公的な研究費だけでなく寄付金もいただいてますから、研究の進展をきちんと説明するのが研究者の責任のひとつと考えています。iPS細胞研究はまだ新しい分野なので、多くの方に理解してもらえるよう、メディアを通じて自分の口から話すように心がけています。

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Illustration=松本孝志

*本記事の内容は17年8月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)