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さだまさしの度肝を抜いた熊本のバー

酒の渚 さだまさし
『ぷれいやぁず』(1) 博打の横顔

僕は疑り深く二度切ってから、納得しましたといった。 

マスターがそのまま手際よくカードを配る。

「どうぞご覧になって下さい」

なんと僕に配られた手はエースのフォーカードだった。

一瞬息を呑む。

「今、あなたが一千万円持っていたら、幾ら賭けますか?」と言う。

「全部」と答えると彼はニヤリと笑って「受けましょう」と言った。

なんと、開かれた彼の手はジョーカーが入ったキングのファイブカードだった。

「今度はサイコロ勝負です。この五個のサイコロを振って数の多い方が勝ちとしましょう」

十戦十敗だった。

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Illustration=粟津泰成(YASUNARI AWAZU)

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)