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松浦が考える充実したエンタメ街とは

素人目線 松浦勝人の生き様
──巨大エンタメ街、出現!?──

イベントが終わっても、さっさと家に帰る必要がないように、例えば近隣にホテルも建てればいい。夜遅くまで遊べるクラブをつくればいい。昼間は、別のイベントを楽しめる小劇場をつくればいい。レストランをつくればいい。テーマパークもつくればいい。そうやって朝から夜まで楽しめるエンタテインメントタウンをつくりたい。

そんな街をつくるのに、いったいいくらかかるのか。僕たちの財力では到底無理な話だし、無謀な発想だとは思う。でも、無理だと思ったら、絶対無理になる。どうしたら実現できるのかと考えたら、そういう施設をつくれる企業や自治体と組めばいい。彼らは施設はつくれるけど、中身についての発想をあまり持っていない。僕らは、施設はつくれないけど、中身をどうするかについてはノウハウがある。どっちが上とか下ではなく、対等なパートナーシップを築けるのではないかと思う。

世界から見ると、日本のナイトライフは充実しているとは言えない。2020年に向けて、ひとつの課題になっていると思う。今、話題の「働き方改革」だって、仕事の時間を短くすることが最終目的ではなく、余暇の時間を増やし、充実した人生を送ることが本来の目的。だとしたら、のんびり、ゆったり遊べる場所が少なすぎる。地方都市の郊外にエンタテインメントタウンを建設して、その地方の特色を打ち出していくようにすれば地方創生にもなる。

プロスポーツチームとブランディング契約を結び、それに合わせてスタジアムを建設し、エンタテインメントタウンを建設する。全然無理じゃない。全然無謀じゃない。実現に向けて、僕はもう動き始めている。

  • Masato Matsuura
    エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEO。1964年神奈川県生まれ。日本大学在学中に貸しレコード店の店長としてビジネスを始め、以降、輸入レコードの卸売り、レコードメーカー、そして現在はエンタテインメント全域に事業を拡大中。

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Text=牧野武文 Photograph=有高唯之

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)