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神田氏の愛用時計 マジックを持つRM

腕時計の魔力に解毒剤はない
仕事と腕時計をとことん味わう極意とは?
Fiorano co.ltd 神田広達氏 編

なかでも神田さんのハートを捉えたのは、「RM002-V2トゥールビヨン」。異才のパティシエとはいえ、超絶の高級時計をポンと買うわけにもいかず、足かけ3年(!)悩んだ末の購入だと語る。

「仕事でも同じですが、後になって悔やむのが一番嫌い。ポジティブに攻めてこその人生だと考えています。リシャール・ミルの魅力は、なんと言っても繊細な奥行き感を備えているところ。時計は元を糺(ただ)せば時報装置ですが、リシャール・ミルは風防の下に機構や最先端素材などのマジックを仕込んでいる。僕もスイーツを作る時、味もさることながら、奥行きを大事にします。苺をひとつ添えるにしても、苺の一番いい表情を捉えてどう飾るかを考えます。スイーツも突き詰めれば、単なるお菓子を超えてマジックを持つ存在になれると信じているのです。この時計を眺めていると、そういう気持ちが沸き起こってきますね」

  • Fiorano co.ltd 代表取締役社長兼オーナーシェフ
    KOUTATSU KANDA
    1972年生まれ。都内菓子店にて修業し渡仏。97年ロートンヌにてオーナーパティシエとなる。クルマや時計のほか、ギター愛好者の側面を持ち、音楽家との交友も深い。

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Text=長谷川 剛 Photograph=本間 寛

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)