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世界一の朝食「bills」の新たな革命

オーストラリア発、日本経由
「世界一の朝食」がロンドンの食を変えた!

日本、ロンドン、ハワイ......
10年間で13店舗をオープン

フレンドリーな雰囲気は、昔のままだ。貫禄を感じるのは、少し伸びたヒゲのせいだろうか。ビル・グレンジャーは、10年前にオーストラリアのシドニーで初めて会った時と変わらない、爽やかな笑顔で出迎えてくれた。

当時、彼は3店舗のカフェを経営していた。「bills」という名のそのカフェは、シドニーらしい開放的で居心地のいい空間だった。スクランブルエッグやパンケーキなどの朝食を目当てに、地元客はもちろん、オーストラリアにやってきたハリウッドスターなども足を運ぶことで、話題になっていた。

いわく「世界一の朝食」。確かにプルプルのスクランブルエッグやリコッタチーズをたっぷり使ったパンケーキは、それまで食べたことのない美味しさだったし、そういった朝食メニューと朝昼晩でメニューを変えるオールデイカジュアルダイニングというコンセプトも新鮮だった。

「日本を旅していた時、素敵なカフェやレストランがたくさんあった。それにインスパイアされて、シドニーに気持ちのいいカフェを開きたいと思ったんだ」 

  • Bill Granger
    1969年、オーストラリア生まれ。93年、シドニーで「bills」をオープン。2008年に海外初出店となる「bills七里ヶ浜」をオープンすると、リコッタパンケーキがニューウェーブを巻き起こす。以降、ハワイ、韓国、ロンドンにも進出。

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Text=川上康介 Photograph=岡村昌宏(crossover)

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)