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山中伸弥「研究者魂 経営者脳」Study10

「研究者魂 経営者脳 ~iPS細胞実用化を目指して~」
文・山中伸弥

Study10「時間の使い方」

滞在先でも普段通りのルーチンで過ごす大切さ

ここ数年は、京都にあるiPS細胞研究所(CiRA[サイラ])と、研究者として所属している、米・サンフランシスコのグラッドストーン研究所を行き来する生活が続いています。加えて、国内や海外の出張があるため、CiRAに丸一日いることができなかったり、出勤が少ない月もあります。そんな時でも所長として判断すべきことが多々ありますから、滞りなく進めるために時間の使い方は工夫しています。

あらためて考えると、落ち着いて机に向かっているよりも、移動時間で仕事を進めていることの方が多いような気がします。出発前にメールチェック、資料やスライドの作成等、移動中に何をするか頭のなかで決めています。特にCiRAメンバーとはメールでやりとりすることが多いので、お互いの時間を大切にするため、簡潔な内容を心がけています。急な案件等もありますから、自分のイメージ通りにすべてを済ませることができないこともあります。

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Illustration=松本孝志

*本記事の内容は17年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)