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大切にしたい会社と言われる理由とは?

『虹色のチョーク』
小松成美 著

働くことの真の意味を見出す
奇跡の物語

『虹色のチョーク』
小松成美 著 幻冬舎
¥1,300

毎日流れる暗いニュースに辟易している人、仕事への意欲が湧かないなぁと悩む人はぜひこの本を読んでほしい! 「日本でいちばん大切にしたい会社」で知られる、チョーク製造会社「日本理化学工業」の感動のノンフィクションです。胸が熱くなりすぎて4回ぐらい感涙にむせぶこと必至です。

同社は半世紀にわたり知的障がい者を雇用、社員の7割が障がい者という「利益至上主義だけでは成し遂げられない企業価値」を世間に知らしめました。そのうえで業界トップシェア、新製品も精力的に発表。読み書きができない彼らを熟練工に成長させる工夫など「すごい」のひと言。何よりこの会社は、「愛」と「理念」が強烈に迸(ほとばし)っています。会長の言葉「人間の幸せとは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること」は、労働を通じて私達が幸せになれるということを教えてくれます。私も執筆前の著者と同じく「障がいのある人々にとって幸せな社会とは手厚い福祉国家」と思っていましたが、考えを改めました。「幸せを創造する会社」には、働くことで喜びを得る人々の幸せと命の煌(きら)めきが確かに存在しているのです。

  • 川崎貴子
    1997年人材紹介会社ジョヤンテ設立。結婚サイト「キャリ婚」主宰。女性からの相談件数1万件。経営者と女のプロというふたつの顔を持つ黒魔女。

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Text=川崎貴子

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)