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大人の特権。魅惑のゴールドウオッチ

その普遍的価値はいつの時代も男を虜にしてきた
ゴールドウオッチへの渇望

人類の価値観や欲望とともに歴史を刻んできたゴールドの魔力が、"時を身につける"という特権と結びついたゴールドウオッチ。大人だけに許された特別なタイムピースの味わいとは──。

ゴールドとウオッチの親和性に思いを致(いた)す

時を身につける――、それは、かつて王侯貴族だけに許された特権だった。懐中時計が進化を見せ始める17世紀から、腕時計が登場してくる20世紀初頭まで、ウオッチなるものに贅沢な素材を用いることが常識化していたのは、そのことと無関係ではない。即(すなわ)ち腕時計は、出自からしてラグジュアリーなゴールドとの親和性が高い存在と言える。

人類がゴールドと出合ったのは、紀元前3000年代のことらしい。古代エジプト、ギリシア、ローマと文明が進むなかで、ゴールドは王侯貴族の装身具となり、貨幣となり、富や権力の象徴となり、時に熱狂や争いを、時に悦楽や慰安をもたらしてきた。現代でも、経済が不透明感を強めるほどに、人々はゴールドの不変の価値に、よすがを求める。新素材開発競争が盛んな昨今の時計業界にあっても、ゴールドの価値は揺るがない。

若さにゴールドウオッチは、似合わない。ひとかどの経験と見識が備わった時、初めてゴールドウオッチから誘惑のささやきが聞こえてくる。その味わいを知ることは、大人の"特権"であり、嗜みでもある。

A.LANGE & SÖHNE
ランゲI・ムーンフェイズ

ケースはもちろん、ムーンフェイズの月と、その背景の昼夜表示を兼ねた天空ディスクもゴールド製。ブランド復興以降、ゴールドまたはプラチナモデルしか製作していないA.ランゲ&ゾーネならではの、"金"という素材の価値に向き合った王道的なスタンスが、このモデルにも表れている。手巻き、18KPGケース、径38.5mm。¥4,500,000(A.ランゲ&ゾーネ TEL:03-4461-8080)

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Text=まつあみ 靖 Photograph=溝口 建

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)