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佐藤可士和氏のブランディング思考法

整理してブランディングする。
“日本文化”を世界へ売り込むサムライの旅

空間こそデザインの極み
ブランディングには建築や空間のデザインが派生する。そこで佐藤氏は昨年、自身の会社「サムライ」に設計部門を設立。それを記念して!? 過去から現在までの空間デザイン&ブランディングをご紹介。

2011年、横浜にオープンした「カップヌードルミュージアム」ではロゴや建築までを総合的にデザイン。

東京・立川市にある「ふじようちえん」は園舎そのものを遊具にするコンセプトを設計し、建築家の手塚貴晴・由比夫妻とコラボレーション。

企業のブランディングに携わってきたのは「セブン‒イレブン」「ヤンマー」「三井物産」など。さらに「ふじようちえん」「千里リハビリテーション病院」「カップヌードルミュージアム」など、佐藤氏の仕事はデザインの領域に収まらず空間へのクリエイティブへも仕事が広がり始めた。

「対象である企業やブランドが今後どうありたいか、じっくり整理して考え、優れたコンセプトが構築できれば、無限にアイデアが生まれてくる。それがブランディングの根本です」

では、その思考の整理を佐藤氏はどのようにしてきたのか。

「まず徹底したヒアリングから入ります。ユニクロの柳井正社長や楽天の三木谷 浩史社長のように創業者がいる場合はまず起業からどんな思いで会社を作られたのかお聞きします。一方で三井物産のように何代も受け継がれた企業の場合は、経営層から新入社員の方まで男女問わず、半年ぐらいかけて話を聞きました。会社の強みや魅力、なすべきことは何かなど丁寧にヒアリングして最終的に企業やブランドの本当の価値を摑むんです」

※関連記事:ふじようちえん理事長・園長 加藤積一 いま、一番気になる仕事

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Text=今井 恵 Photograph=横田安弘(パリ)、吉場正和(今治)

*本記事の内容は17年5月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)