ウェブゲーテは日経電子版とのコラボレーションサイトです

佐藤可士和氏のブランディング思考法

整理してブランディングする。
“日本文化”を世界へ売り込むサムライの旅

佐藤氏の有田焼作品。「伝統をリスペクトしながらも、今までにない革新的な方法論に。伝統的なダミ筆を使い、スプラッシュのような偶発的な絵付けを試みた」とギャラリーツアーで説明。

自身の名前の漢字も一種のアイコン。

佐藤氏は文化庁が派遣する文化交流使に選ばれ、3月から1カ月かけてニューヨーク、ロンドン、パリで講演活動を行った。その集大成ともいえるのが、ここパリでの有田焼作品や新作のドローイングを中心とした展覧会なのだ。

「日本の優れた文化やモノ、コンテンツ、地場産業などを世界に発信するために僕のクリエイティブフィロソフィーである『アイコニックブランディング』について講演しました。ニューヨークとロンドンではビジネス寄りの視点、パリでは文化的視点からの反応が大きく、都市による違いも興味深かったですね」

文化交流使とは「日本の心を世界に伝える」を目的に、芸術や文化に関わる人々を一定期間任命、その活動を通じ国際文化交流の深化を図る事業だ。佐藤氏以外の選抜メンバーは、落語家の柳家さん喬(きょう)氏や、日本舞踊家の藤間蘭黄(らんこう)氏などで、クリエイティブディレクターの任命は初。異例の抜擢だ

Let’s SHARE:

共有

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をLinkedInに追加
閉じる

Text=今井 恵 Photograph=横田安弘(パリ)、吉場正和(今治)

*本記事の内容は17年5月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)