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第四回:所有欲を刺激する時計たち

時計は実用品であり、アクセサリーでもある。腕元のアクセントとして楽しみたい時計も、たくさん誕生している。特に注目したいのが、カラフルなダイヤル。そして薄型ウオッチやグッドデザインな時計など、ウンチクなしで素直に楽しめる時計について語っていこう。

色と薄さに着目せよ

ゲーテ編集・池上雄太(以下、池上) 価格は別として、買いたいモデルってありましたか?

時計ライター・篠田哲生(以下、篠田) まずはティソの"バナナウォッチ"こと「ティソ ヘリテージ バナナ センテナリー」でしょ。これは安いよね。確かにムーブメントがクオーツであるという理由はあるにせよ、デザインと歴史的価値を考えたら、ありえない価格。

池上 僕も、これは欲しいなって思いましたね。

ゲーテ編集長・二本柳陵介(以下、二本柳) 結局、オリジナリティーがあるものは、価格以上の価値を感じるんだよね。

カール F.ブヘラ「マネロ フライバック」

篠田 そういうことだね。二番煎じには食指が動かない。それ以外で惹かれたのはカール F.ブヘラだね。「マネロ フライバック」のブルーグレー色はすごく綺麗だった。今年はさまざまなカラーリングの時計が出てきたけど、これがベストじゃないかな。

二本柳 派手じゃないのに目を惹くっていうのはすごいことだよ。

池上 ブルーとグレーというトレンド2色を混ぜてくるのも見事ですよね。地味なのに派手、みたいな。

篠田 驚いたといえば、ブルガリ「オクト フィニッシモ オートマティック」だね。ケース径は40mmだから、それほど小さくはないんだけど、すごく薄くて、すごく軽い。

二本柳 ケースの厚さは5.15mmか。スペックだけでも十分に魅力を語れる時計だね。

篠田 薄いといえばシチズン「エコ・ドライブ ワン」だよね。ムーブメントの厚さが1mm。ケース厚が2.98 mmという圧巻のスペックはそのままで、かなりデザインがモダンに進化した。いい感じに熟成してるよね。

池上 しかも、フレデリック・コンスタントやアルピナも収めましたよね。これからのシチズンはどうなるのかな?

二本柳 フレデリック・コンスタントなどのスイスブランドとブローバなどのアメリカブランドをバランスよく傘下に収めているし、先日は自社製のトゥールビヨンも発表したでしょ。ビジネス目線でも見ても、かなり興味深いですね。

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Text=篠田哲生

*本記事の内容は17年5月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)