ウェブゲーテは日経電子版とのコラボレーションサイトです

第二回:王道ブランドは、やはり手堅い

アイコンデザインを強化し
ブランドの個性を明確化

池上 フランク ミュラーを筆頭とするウオッチランドグループの「WPHH」は会場が変わりましたね。フランク ミュラーのブランド発足25周年ということで、豪勢なガラパーティーも開催されましたし、いろいろ盛り上がっていた。今年の注目は「ヴァンンガード スリム」でしょうか?

二本柳 次の四半世紀に向けて"新しいスタイルを作ろう"って意識を感じた。

ジラール・ペルゴ「ロレアート」

池上 そういえばGINZA SIXのブティックで、1日1本限定で森伊蔵を販売しているんですよ。ボトルにビザン数字を入れてフランク ミュラー風にアレンジしているんですが、それが毎日完売しているそうですよ。

篠田 こういうアイコニックなデザインを持っているのは強いよね。だから「ヴァンガード」を、次なるアイコンにできるかどうかは大きい。ケースの形状だけでなく、数字インデックスのデザインも含めてね。

二本柳 アイコニックなデザインといえば、ジラール・ペルゴ「ロレアート」はどうかな?

篠田 まずは、あのモデルが1975年に生まれたということに注目したい。自分の生まれ年と同じだから。

池上 ケースサイズは4種ですが、男性であれば、42mmか38mmかで好みが分かれるでしょうね。

二本柳 僕は38mmかな、小型ケースがトレンドにもなってるしね。そういえばIWCも小径のレディスモデルが気になった。

篠田 IWC「ダ・ヴィンチ」ね。取材陣からの評判もよかったけど、サイズ感と価格は抜群によかった。メンズサイズは40mmだけど、みんな36mmの小ぶりサイズに注目していたね。もはやメンズとレディスの境界線があいまいになってきたんじゃないかな。デザインは同傾向にして、サイズで差を作る戦略が増えているので、男性にとってはレディスモデルまで視野に入れば、選択肢はかなり増えるでしょう。

池上 カルティエも繊細で小振りなドレスウオッチを作ってきましたものね。「ドライブ ドゥ カルティエ エクストラフラットウォッチ」は、カルティエらしいエレガントな時計でしたね。

二本柳 「ドライブ ドゥ カルティエ ムーンフェイズ ウォッチ」も綺麗だったね。カルティエは手堅さが目立ったかな。

Let’s SHARE:

共有

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をLinkedInに追加
閉じる

Text=篠田哲生

*本記事の内容は17年5月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)