ウェブゲーテは日経電子版とのコラボレーションサイトです

あんぱん木村屋嫡男が挑むパン文化変革

メゾンカイザー快進撃!
人気ベーカリーが仕かける、パン文化の変革

「あんぱん」の発明によって日本にパンを普及させた木村屋總本店創始者・木村安兵衛氏。その子孫が今挑むのは、菓子パンから始まった日本のパン文化の変革だ。アレンジを加えない本場仕込みのフランスパンを武器にした、挑戦の軌跡を追う。

ブーランジェリーエリックカイザージャポン代表取締役
木村周一郎

目指すのはパンを軸にしたホスピタリティー産業

重厚な木製ドアを開けると、鼻をくすぐるのは芳醇(ほうじゅん)なバターの香りと焼きたてのパンの匂い。入り口すぐの巨大なオーブンからは焼き上がったパンが次々と取り出され、ふっくらと香ばしいパンの数々が食欲をそそる。店内には、バゲットに代表されるハード系にクロワッサンといったヴィエノワズリー系、サンドウィッチやパティスリーが、整然と、美しく並ぶ。「さあ、どんなパンを買おうか」と思いを馳せるお客さんに、どのパンがどんな料理に合うのか、店員さんが気軽に声をかける。味わう楽しみはもちろんのこと、店にいる間も"選ぶ楽しみ"や"迷う楽しみ"を体感できる。

2001年にオープンした、ここ高輪本店を筆頭に、全国27店舗を展開する「メゾンカイザー」は、ワクワクする気持ちになれるブーランジェリー(パン屋)。その仕かけ人が、代表取締役・木村周一郎だ。

  • Shuichiro Kimura
    1969年東京都生まれ。91年慶應義塾大学法学部卒業後、生命保険会社に6年勤務した後、アメリカの国立製パン研究所へ留学。フランス・パリで、パン職人のエリック・カイザー氏の下で修業し、2000年「ブーランジェリーエリックカイザージャポン」設立。

Let’s SHARE:

共有

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をLinkedInに追加
閉じる

Text=村上早苗 Photograph=古谷利幸

*本記事の内容は17年3月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

NOW ON SALE GOETHE GOETHE7月号
全国書店で発売中!

RANKING

INFORMATION