ウェブゲーテは日経電子版とのコラボレーションサイトです

腕時計の進化を追う スイス見本市取材

ジュネーブで開かれた新作時計見本市を取材
腕時計の進化を追う

例年どおり、1月のジュネーブに高級時計の名門ブランドが、新作を携えて集結した。果たして今年はどんな意欲作が出現したのだろうか? 各社の挑戦中毒な時計開発者による新作の競演をお届けする。

フランク ミュラー グループのエキシビションWPHHは、ジュネーブ郊外の本拠地、ウォッチランドのそばに取得していた農場跡地を改装したスペースで開催された。

SIHHの来場者は前年比10%増の16,000人。

リシャール・ミルのブースには、パートナーシップを締結しているマクラーレン・ホンダのF1マシンが登場。

SIHHの開催は今回で27回を数える。

昨年来、ウオッチシーンは、楽観を許さない状況が続いている。中国経済の失速、世界の政治・経済情勢の不透明感、日本でもインバウンド需要が激減。そんな状況をいかに打破するか、注目のジュネーブとなった。

リシュモングループを中心とするSIHHは1月16日~20日で開催。バーゼルワールドから復帰したジラール・ペルゴ、初参加のユリス・ナルダンという2ブランドを加え、メインホールには17ブランドが出展。独立系ブランドが集うスペース"カレ・デ・オルロジェ"には、昨年を上回る13ブランドが参加。来場者数も10%アップし、16,000人との主催者発表。また最終日には、入場料金約8,000円で一般客の受け入れを初実施、2,500人が訪れた。

今年はこれまで以上に"原点回帰"を掲げるブランドが多数。自社のDNAを踏まえ、現代的な解釈を加えたモデルが目を引いた。トレンドカラーとして押さえておきたいのはグレー、また先進素材開発もさらなる可能性を感じさせた。一方、工芸性の高いアートピースや、超複雑ユニークピースも豊作。リアルモデルと究極的なラグジュアリーウオッチとの二極化の進行も印象的だった。

Let’s SHARE:

共有

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をmixiチェックに追加
  • この記事をLinkedInに追加
閉じる

Text=まつあみ 靖 Photograph=Laziz Hamani@Cartier

*本記事の内容は17年2月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

NOW ON SALE GOETHE GOETHE7月号
全国書店で発売中!

RANKING

INFORMATION