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原口元気、4.5カ年計画で肉体改造中

唯一無二の挑戦STORY
原口元気(プロサッカー選手)

例えば、4試合連続ゴールのうちのひとつ、イラク戦で決めた先制ゴールには自身が取り組んできたものがつまっていた。激しい守備で相手選手からボールを奪ったあと、80m近くを駆け抜け、先制点をたたき込んだ。

「相手の死角からボールを奪いに行くプレーも普段から取り組んできたことですし、長い距離を走るためのフィジカルのトレーニングも積んできました。そうしたトレーニングがあったからこそ、シュートを打つ前にも余裕が持てたんです。計画的に取り組んできたものが凝縮された、嬉しいゴールでした」

フィジカルを鍛え欧州のサッカーに順応

25歳になる原口選手は、20歳のころには、世界最高峰のヨーロッパの舞台でサッカーをする自分の姿を明確にイメージするようになった。同時に、それまでは漠然と見ていたヨーロッパサッカーの映像も、分析する対象へと変わった。

「ボールをとってから速く攻撃に移っていくサッカーが主流だったので、それに対応できる走力とスピードが必要だなと考えるようになりました」

そして、実際の行動に移すことにした。ドイツのヘルタ・ベルリンでプレーする半年前の14年の1月の時点で、18年に予定されているロシアW杯までの4年半をひとつのスパンにし、筑波大学の谷川聡准教授の指導のもとで肉体改造に着手したのである。スピードを上げ、試合中に何度でも走り直せる身体を作ることが目標だ。ゴールはまだ先だが、その過程でトレーニングの効果は確かに表れ始めている。

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Text=ミムラユウスケ Photograph=興村憲彦

*本記事の内容は17年2月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

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