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ベイスターズを変えた“若造社長”

売れる空気のつくり方
野球を通して街を創造する、池田式マーケティング

5年間で廻った世界のスタジアムはなんと80。NFLデンバーブロンコスの「スポーツオーソリティフィールド・アット・マイル・ハイ」

成功体験の共有で、組織に「空気の好循環」を醸成

最初のステップは、戦える組織の構築と、徹底的なデータの収集・分析だ。

「東京のIT企業からやってきた若造社長がいったい何をやるつもりだ?」

約200人(選手を除く)の球団職員のそんな視線にさらされながら、当時35歳の池田はベイスターズの経営再建に着手した。全職員と1対1の面談を行い、社内に流れる空気を把握し、匿名の組織内アンケートで自身を含む経営陣が職員たちにどう見られているのか、客観的な評価に正面から向き合った。人材の獲得や配置換え、そして何より自らがひとつひとつ結果を出していくことで、強固な組織をつくり上げていった。

さらに、それと並行して、球団内にまるで蓄積されていなかった顧客データの収集と分析に取りかかった。

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Text=日比野恭三 Photograph=たかはしじゅんいち、坂田貴宏(P3、P9-10)

*本記事の内容は16年7月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)