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今年こそ、理想のボディーを手に入れる

短時間で効率よく、楽しく始める。2016トレーニング 3提案




TARO SHIRATO
アスロニア代表&スポーツナビゲーター。1966年生まれ。91年からプロ・トライアスリートとしての活動を展開。99年からは世界各地のアドベンチャーレースにも参加して戦績を残す。2008年にトライスロン普及のためにアスロニアを設立する。

運動を始めたいが、最初の一歩を踏み出すきっかけがなくて二の足を踏んでいる。そんな嘆きをよく耳にする。

「1を2にするのは簡単ですが、何もやっていない0の状態を1にするのは確かに大変です。ならば、思い切って先にレースに申し込んでしまいましょう」

運動を始める前にレースにエントリーしろ!? そんな大胆な提案をするのは、日本トライアスロン界のレジェンドであり、多くのスポーツイベントや事業を手がける白戸太朗氏。

「人間は誰しも弱いし、サボりたいもの。寒い、暑い、雨が降った、気が乗らない......。運動をしない言い訳はいくらでも考えつきます。そんな弱い自分の尻を叩くために、レースという締め切りを先に決めるのです。ビジネスと同じように締め切りが決まるとやる気になります。フルマラソンやトライアスロンでも半年間の準備期間があり、コツコツと練習を続ければ、大半の人が完走できるはずです」

レースにエントリーして『何カ月後にはこれだけの距離を走り切る』といった明確なターゲットが定まると、そこから逆算してどんな運動をどのくらいやるべきかが見えてくる。そしてそれをリアルに考えるようになるのが大切だ。

「目標が曖昧だとやる気も出ませんし、せっかく始めたのに長続きせず三日坊主に終わるリスクもあります。ゴールから逆算すると3カ月前、2カ月前、1カ月前にそれぞれ何をクリアすべきかが明らかになり、今週何をすべきかが明確になって、三日坊主の心配もないのです」

レースの非日常性とワクワク感を楽しめ

どうせレースに出るなら、海外で行われる大会や国内のユニークな大会を狙うのがいい。白戸氏はそうアドバイスする。

「大会に出ないトレーニングは発表会のない稽古のようなもの。発表会であるレースは非日常性が高く、ワクワク、ドキドキするような大舞台であるほど、楽しみにもなるし、やる気もアップし、地味なトレーニングが苦でなくなるのです」

大舞台をチョイスしたら、家族や知人、同僚などに「今年はホノルルでトライアスロンに出る!」と堂々と宣言しよう。

「するとみんなこぞって応援してくれます。公言すると外堀も内堀も埋められて後に引けなくなり、トレーニングがサボれなくなるという効果もある(笑)」

レースのために練習をしていると、身体が絞れて、メタボ予防にもつながる。さらにフィジカル面だけでなく、メンタル面にもよい影響が出てくる。

「ムービングメディテーションという言葉があるくらいで、マラソンやトライアスロンのトレーニングのように単純な動きをひたすら反復していると頭が空っぽになり、精神的なストレスが抜けてきます。苦しい状況でも運動によるストレス発散の手段を持っていれば、ビジネスパーソンとしてのパフォーマンスも上がるに違いありません」

ここで海外レースを中心に白戸氏が薦める大会をリストアップしておいた。ぜひ今年のスケジュールに加えてほしい。


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Text=井上健二 Photograph=鈴木拓也

*本記事の内容は16年1月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)

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